東日本応援プロジェクト_被災地での活動報告 _2

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第2回 被災地訪問_活動報告

【実施日】2011年11月28日(月)〜2011年11月30日(水)

【訪問先】1日目:岩手県大槌町 吉里吉里小学校/学童
     2日目:宮城県仙台市 東六郷小学校/福田町南一丁目仮設住宅/港南西公園仮設住宅
     3日目:宮城県仙台市 荒浜小学校/岡田西公園仮設住宅

【参加人数】吉里吉里小学校…小学1、2年生31名/先生…3名
      大槌町学童…約30名
      東六郷小学校…小学1〜3年生17名/小学4〜6年生20名
      福田町南一丁目仮設住宅…約10名
      港南西公園仮設住宅…約10名
      荒浜小学校…小学1、2年生13名
      岡田西公園仮設住宅…約10名

震災後から立ち上がった「心に太陽 ハートアートの輪 東日本応援プロジェクト」。
今回は11月28日〜30日の3日間、岩手県大槌町と宮城県仙台市を訪問しました。

皆様から集められたメッセージは被災地の小学校や仮設住宅の集会室、学童などに飾られ
「きれーい!」「すごーい!」
「すごく廊下が明るくなりました!」など嬉しい声もたくさん頂きました。

また、参加費として頂いた支援金を活用し、
現地でのワークショップの材料費や小学校で必要とされているものなどに変え準備させて頂きました。

今回は小学校の授業の時間を活用してワークを体験して頂くことが出来、また本プロジェクトとしても前回よりもさらに多くの方に体験して頂くことが出来ました。

パステルアートを描く子ども達の表情はイキイキとして、各所から「気持ちいい〜」と声が上がっていました。

まずは、関係各位の皆様に深く御礼を申し上げると共に、
現地での活動の様子や、今回も協力して下さったスタッフの感想等をもって、
本プロジェクトの関係各位の皆様へ活動のご報告を差し上げたいと思います。

※次回の被災地訪問へご参加希望の方は本部までご連絡頂ければと思います。
引き続きCOCONETの活動にご協力頂けますよう、よろしくお願いします。


NPO法人COCONET 本部
我那覇 奈緒


LinkIcon第1回被災地訪問の活動報告はコチラ!!

〜活動風景〜

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参加スタッフ 感想〜

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最終日のみ参加させていただきましたが、
今回出会った方々は子どもたちも大人の皆さんも明るく元気で前向きで、
お互いが声を掛け合い、励まし合っていらっしゃる様子が印象に残りました。
パステルワークでは優しいハート、力強いハートと様々な作品が出来上がり、
そのハートへの想いなども話してくださる方もいて何度か胸が熱くなりました。
人はこうやって支え合いながら生きて行くのだな。。と
なんだか感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そして、今現在も頑張っていらっしゃる被災地の大勢の方々のことを
忘れてはいけないと改めて感じました。

東京支部/水稀万結

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被災地支援に参加して

8月に続いて2度目の参加でした。
前回うかがった岩手県の大槌町の子供達とまた会えるのがとっても楽しみでしたが、
家庭の事情などで引越をしたり、ほとんどの子供が別の区域に移ってしまっていたのが残念でした。津波で破壊された建物はまだまだたくさん残っていて、瓦礫の山が2倍になっていました。

1日目は、吉里吉里小学校と大槌町の学童を回りました。パステルアートのモチーフはハート。タイトルは「大切な気持ち」です。最初はコットンを使っていた子供が、「手につけてしてみようか?」と言うと、うれしそうにパステルの粉を手のひらにつけて、クルクル、クルクル気持ち良さそうに動かしているのが印象的でした。最初は恐る恐るしていた子供が、画用紙の上で手を大きく動かしているうちに、表情が生き生きしてくる様子を見ているだけで、私まで元気をもらっているような気がしました。
子供達が描いたハートは本当にそれぞれ個性があって、出来上がった作品はどれもすてきでした。「楽しかった!」「気持ちよかった!」「おもしろかった!」終わった後の子供達の声も弾んで聞こえました。
仮設住宅の中にある学童の周りは、辺りが暗くなると外に電気が全くなく、歩くのに懐中電灯が必要なぐらいでした。せめて足元を照らす灯りがあったらいいのにと思いました。

その日のうちに仙台に移動して、2日目は、午前中に小学校で、低学年と高学年の2クラスでパステルアートをしました。低学年はハートのモチーフでしましたが、高学年になると男子がハートでは抵抗がある子もいるので、星のまわりを緩やかなカーブにしたものと2つのモチーフにしました。震災から8か月近く経っているからでしょうか、低学年の子供達の笑顔は屈託がなく、本当に子供らしい子供達がそこにいました。反対に高学年の子供達は、かえって将来のことなどを考えているのか、多少胸の中にいろいろな思いを秘めているような印象を受けました。高学年のタイトルは「夢」でした。パステルアートは描いたものの、タイトルがなかなか書けない子供も高学年では何人かいました。イメージはあるのに言葉にならないもどかしさが伝わってきました。せかすことをせず、その子が言葉にできるまで待ってあげることや言葉にできるよう声掛けすることも大切だと思いました。時間ギリギリでタイトルが書けた時のうれしそうな顔は忘れられません。
校内に、各支部でたくさんの皆様に描いていただいた応援メッセージのパステルアートを展示させていただきました。トイレの入り口のコーナーにもパステルアートを掲示したところ、雰囲気がすごく明るくなったと、先生方もとっても喜んでいらっしゃいました。被災にあった子供達が元気になってほしいという皆様の温かな想いが、ぎっしり詰まっているからだなと思いました。
午後からは仮設住宅を2か所回りました。
私は2日間だけの参加でしたが、継続することの大切さをあらためて痛感しました。
パステルアートの最大のメリットである、心の中に溜まったストレスを吐き出せるということを、子供達にもっともっと体験してもらえたらなと思います。パステルアートをした後の子供達の表情の変化が、少し上気したような穏やかな笑顔がずぅ~っと続いてくれたらなと思います。
町の復興にはまだまだ時間がかかることでしょう。でも、子供達の心の復興が1日も早くできることを私は心から祈りたいと思います。そして最後にこういう機会を作って下さった山内先生に感謝すると共に、いろいろと準備をして下さった我那覇さんにも心からお礼を申し上げたいと思います。

東京支部/本多 英里

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東日本…に参加して

果たして私が行ったところで、何か出来るんだろうか?かえって迷惑になるのでは・・・
交錯する思いを払い、「とりあえず行ってみよう。」と、前半二日間 参加させていただきました。

新花巻駅に早朝降り立ち 最初の目的地に向かう車窓からの眺めは 
賢治の童話や遠野物語のベースを今でも彷彿とさせる 牧歌的な晩秋の風景
ただ、前回参加された方々の話の
「トンネルをひとつ、橋をひとつ渡ったところで ガラリと風景が変わる。」
とは、このことか…という状況が 今なお多くの場所にありました。

その中で、パステルワークをさせていただいた子供たちの
素直さ あどけなさ 行儀の良さを体感し
最初 はにかみ恐る恐る…、でも最後は両手で積極的に思い思いの色を熱心に塗りこみ 「できたー!」と、見せてくれる子供たちの笑顔にこちらの方が救われる思いでした。

中でも、私の印象に残ったのは ある高学年の女の子。

黒と水色を選んだ彼女は、遠慮がちに水色から塗り始め、その後少しだけ黒を指にとり 試すように紙に置いた後 掌全体でどんどん塗りだし、黒と水色で出来上がったバックは、深い深い海のような色に。

そして「ハートは何色にする?」と問いかけると、
即答 「ピンク。」

丁寧に丁寧に重ねられた鮮やかなピンクのハートの形は、暗い海からぽっかり浮かびあがるように輝いてみえました。

「なんだか とってもスッキリしたー。」と、ふんわり笑ってくれた彼女の笑顔。

もちろん彼女だけではなく、年齢が上がるほど 周りへの配慮が出来てくる分、
多くの子どもたちが様々な耐え難い状況の中で日々を過ごしているんだということを、
メディアを通しては知っていたつもりで、ほんの数日ですが 体感させていただきました。

また 仮設住宅では 下校して駆けつけて下さった子どもたちやあたたかく人情の厚いお母さん方。
その中で、担当の職員さん?と見まごうように甲斐甲斐しく働かれている長期のボランティアの方。

キュービックを 遠慮がちに でも興味深くみている様子に「ちょっと、やってみます?」と、お誘いして 色を入れてもらうと

《自分のことはさておき、みんなの為に働く頑張り屋さん》

「自分なんか 大したことしてないんですけど、色って面白いですね〜!」
照れながら 黙々と仕事をこなす姿に こちらこそ頭が下がりました。

その彼女のように、キュービック仲間のSさんも、震災後被災地に駆けつけ
現地スタッフとして子供たちの心身のケアに長期に携わっているお一人。
きっと、その方々を含む 多くの心優しきサポートの方々のご尽力で、被災地の寒い寒い冬に 灯りをともしているんだ、と実感しました。

私の感想は、冒頭と同じく果たして 何ができたのか?迷惑だったのではなかったか?もありますが、
少なくとも 私自身は 行かせていただけて よかった。というのが 素直な気持ちです。

今でも 「楽しかったから また来てねー!」とうれしそうに話す子どもたちの笑顔が思い出されます。
パステルの有用性と色のチカラの素晴らしさを改めて体感した今回の旅でした。

気持ちはあっても、一人では何もできません。

実際 いただいたスケジュールに沿って 私は行くだけでしたが
この企画を立ち上げていただき、詳細のスケジュールを組み実現に至るまでには
きっと大変なご尽力が必要だったと思います。
先頭に立ち ご教示下さった山内先生をはじめ
COCONET本部ならびに現地教職員・現地スタッフの方々に
心より感謝申し上げます。

東京支部/原 緑

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COCONET東日本応援プロジェクトに参加して

この活動に参加できてよかった。それが私の一番の感想です。
COCONETのパステルアートのワークは訪れた先々でたくさんの人の心に届いていたように感じます。

実際にパステルアートを描いた方々はもちろん周りで見ていた人たちにも、ほっと心がほどけていくような優しくて温かい気持ちを感じてもらえたように感じました。
素敵なパステルアートをたくさん見させてくださってありがとうございました。

はじめは何をするの?初めてでわからないよ、などとおっしゃっていた方も、パステルアートを描きながらお話が盛り上がって、笑いもたくさん聞こえました。
緊張と遠慮でいっぱいの子もパステルアートが仕上がった頃にはにっこり笑顔になっていたり、パステルアートを通じてみんなが笑顔になっていくのを間近で一緒に体験することができて嬉しかったです。

COCONETのパステルアートは何か具体的なものを描くのとは違ってパステルの画材の持っている風合いを生かし、心の排泄を促しながら抽象的に、そしてきれいに描いていけるという良さも持っているので、これからももっとたくさんの方に必要とされると思います。

今回の東日本応援プロジェクトでパステルアートの輪がますます大きくなっていきますように。
3日間ありがとうございました。

東京支部/蟹和 千織

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【東日本応援プロジェクトに参加しての感想】

5月より、復興支援のため、仕事で宮城県に来ています。
今回の応援プロジェクトには、ぜひ参加したく2日目・3日目の
2日間、参加いたしました。

津波被害のあった沿岸部に、毎日通勤しているのですが、
仙台の方もだいぶ被害が大きかったことを目の当たりにして驚きました。
仙台駅周辺だけを見ていると、だいぶ復旧しているように
思ってしまいますが、少し離れただけでこんなにも違うんだ
ということを実感しました。

実際、パステルアートのワークをやってみての感想は、
子どもたちはもちろんですが、仮設の大人たちに
思った以上に楽しんでいただけたのが印象的です。
震災から半年以上過ぎたこれからは、大人たちの
気持ちを表現する場が必要になってくるでしょう。
パステルアートがその一つとなることが嬉しいです。

パステルアートを通していろんなことを話してくださった
参加者の方に感謝・感謝です。

そして、みなさんの笑顔がとても素敵で、わたしの心も
温かいもので満たされた時間でした。

東京支部/相馬 孝衣

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3月11日。テレビから流れる映像を見て 言葉にならない驚きと悲しみ。
私にできることは?何かできないか?困惑していた矢先にCOCONETの東日本応援プロジェクトが立ち上がりました。

早速周りの方にプロジェクトのお話をするとたくさんの方が協力をしてくださいました。
みなさん それぞれの思いをパステルとメッセージに込めていただき、たくさんの素敵なパステルアートが集まりました。 快くご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

そしてその作品を持参しての今回の被災地訪問。 
マスメディアからでの情報しかない私。何度も情報に涙していた私。こんな私が大丈夫なのか。緊張と不安も正直ありました。
あれから8か月。日常生活の中では悲しいですが風化されつつあった日々。

そしてむかえた訪問初日。 地震と津波の爪痕がしっかりと残る景色に唖然。3月11日の映像がまたよみがえり胸が痛くなりました。

そんな景色を見た後の小学校訪問。(きっと私の顔は固くなっていたような(反省)) 
子供たちから大きな声で「おはようございま〜す!!」 笑顔で挨拶をしてくれました。
パステルアートのワークが始まり、
「僕のお母さんもまゆみっていうの!おなじ名前だね!!」元気に話しかけてくれたM君。  たくさんたくさんピンクを使って本当にかわいくあたたかなハートを描いてくれたRちゃん。パステルを描いている子供たちの元気なエネルギーを感じ、不安や緊張していた私自身が逆にたくさんの勇気をもらいました。

3日間のワークを通し、感じたことは、みなさまからお預かりしたパステルを展示するとその場所が一気にぱっと鮮やかになり癒しの空間が生まれました。
そして実際にいろんな方にパステルを体験していただき、終わった後の笑顔に接し、パステルの効果、色とりどりの色を使うということがどんなに人を和ませ、笑顔に導くかが実感できたように思います。

今回の被災地訪問が無事終了できたのもたくさんの方の想いが一つになり、ご協力いただけたからだと思っております。感謝の気持ちでいっぱいです。今後も色で心を元気に!!そして笑顔へ導くサポートができる活動を継続していきたいと強く思いました。

愛知三河支部 神谷 まゆみ

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「東北でのパステルワークの活動に参加して」


宮城県内での2日間の活動に参加させていただきました。

福岡から飛行機で2時間半・・・
個人的に、初めての東北で、なんだかすごく遠い土地のような気がしていましたが、
飛行機さえ飛べば、同じ日本、近いものです。
仙台空港には、津波で受けた被害の状況と、その後の復興までの様子が
生々しく写真で展示されていて、胸を突きます。
飛行場から乗ったタクシーの運転手さんは、とても明るい方で、
震災のその日も空港にいたこと、空港の2階に避難をし、車は流されてしまったこと、
今の車は支援物資で頂いたものだということ、などなど、ホテルに着くまで
たくさんのお話をしてくれました。
現実を受け入れ、乗り越えて行こうとされていらっしゃる、運転手さんに
なんだかこちらの方が元気をもらった気がしました。

宮城での活動は、小学校からはじまりました。
ホテルで皆さんとの打ち合わせ、ツールの準備・・・その後、車2台で移動します。
小学校が間借りしている中学校が会場なのですが、途中、ちょっとしたハプニングで、
被災した小学校の校舎を見る機会ができました。
立ち入り禁止になっている、その校舎は2階部分まで津波の被害を受けているようで、
瓦礫こそ取り除かれていましたが、窓ガラスは割れ、8ヶ月経っても痛々しい姿でした。
その小学校に今から接する子供達は通っていたのだと思うと、言葉をなくします。
小学校では1〜3年生のクラスと、4〜6年生のクラス2クラスのワークを行いました。
こどもたちは元気でした。
元気で居ることが周りの力になることを知っているかのように、元気でした。
何色か悩んでいるお友達に「明るい色を使わなきゃ」なんてアドバイスをする声も
聞かれます。
最後まで大事に大事にコットンでワークを続けていた子もいましたが、
多くの子供達がワークが進むにつれ、手のひらを使ってパステルを使い、
徐々に表情を柔らかくしていきます。
仕上げのテープで星が隠れてしまわないように、テープの張り方に工夫をこらす子。
タイトルは「輝く星」。
時間いっぱいまで思い思いに手を動かしている姿・・・
45分のワークがあっという間に終わった気がしました。
ワークの後、小学校の廊下に全国から集まったパステル画とメッセージを展示しました。
他にも全国から寄せられた応援のメッセージや作品もあり、更に色とりどりのパステルワークで、
小学校の廊下はお花畑のように、明るくカラフルになりました。

2日目に行った小学校でのワーク・・・
2校が合同で使っている校舎には、いたるところにクラック(ヒビ)があって、
そこに沢山の注射器のようなピストンに入った強化剤らしき液体が差し込んでありました。
その痛々しい壁の階段を、子供達は行き来しています。
それでも、とっても元気な子供達!
教室から教室への移動も、机と椅子をひょいと抱えてやってのけます。
おはようの挨拶をすると、「おはようございます!!」とっても大きな声で返事をしてくれました。
絵を描くのが好きな人?
の質問に、手を上げてくれたのはほんの数人。
でも、どの子も、おもいっきりパステルワークに取り組んでくれて、
時間ギリギリまで、パステルまみれになった手を動かしていました。
作品のタイトルには「仲間」とか「みんなひとつ」「日本」などの言葉・・・。
ある男の子は「楽しい心で遊びたい」と書いていたのが印象的でした。
最後に発表してくれた感想には、「絵を描くのは苦手だけど、これはとっても楽しかった」
「またやりたい」と何人も手を上げて発言してくれて、嬉しいワークになりました。


仮説住宅でのワーク・・・
仙台市内の仮設住宅を2日間で3ヶ所訪問しました。
仮設住宅に隣接して設けてある、集会所の中で行いました。
ワークをさせていただいた仮設住宅は、いいコミュニティができているようで、
賑やかにワークを行うことができました。

ある仮設住宅のおばあちゃまは、一つのハートを描き、空いたスペースが物足りないといわれます。
そこで、もうひとつハートを作ってもいいとアドバイスすると、ハートの横に
もうひとつハートを置いて、「また恋がしたいね」と笑っていわれました。
お聞きすれば、津波で伴侶を亡くされたとのこと。
どうやらそのおばあちゃまは、この仮設住宅の方ではないらしいのですが、
親戚のおばあちゃまに誘われて、ワークに一緒に参加されたのだそう。

別の仮設住宅では、ふたつのハートを重ねて、「手をつないでいるようにしたい」と工夫を凝らす方、
「ハートをいっぱいつくりたい」と云って、溢れんばかりにハートをたくさんたくさん重ねて描く方、
沢山の色とりどりのハートが溢れる作品が目立ち、タイトルには「絆」「つながり」「みんなで」などの
言葉があふれていました。
「ここに来てから色んな物を作れるようになった」と笑顔を見せてくれます。
集会所のスケジュール表には、毎日のようにさまざまなイベントが予定されていて、
皆さん、楽しみにされているようです。
ワークで盛り上がった最後には、被災した故郷の写真を見せてくださいました。
「家は広かったけど、今の方が楽よ。だって、夜にトイレに行こうとすると、何回も電気をつけなきゃ
ならなかったけど、今は1回でいいんだから。」
明るく笑って話してくれました。

「ひとりじゃない」って思えることはすごく大事なことなんだと思います。
たった数時間の小さな活動ですが、同じ時間を共有し、笑い合えたことは
きっと意味のあることだったのではないかと思えたし、
それは、この数ヶ月間、自分への無力感を感じていた私にとっても
救われたような気がする時間でもありました。

また、全国でプロジェクトに参加してくださった皆さんが、パステル画とメッセージという
形で表現してくださった思いもまた、被災地の皆さんの力になっていると実感します。
一人一人の力は小さくても、そのチカラが集まった時には、圧倒的な存在感と、なんともいえない
暖かな空気感を放ってくれる・・・パステルアートにはそんな力を感じます。

だからこそ、これからも、暖かな心の輪を絶やさぬよう、活動を継続していくこと、
気持ちを伝えるためのアクションを起こすこと・・・
それが本当に必要なことではないかと、改めて思います。
 

福岡でプロジェクトに参加していただいた皆様、
活動の段取りを組んでいただいた本部の皆様、
快く活動にご協力いただいた、現地の方々、
今回の東北行きを了解してくれた家族、
企画していただいた山内先生に・・・感謝申し上げます。



                             山澤かおる

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今回、3日間の活動のうち2日目の仙台市内での活動にスポット的に参加させていただきました。
私は、仙台在住のため、私自身も子供達と同じく震災を経験しました。
被災者と言う立場から
COCONETの皆さまの活動、全国の皆さんから優しいご支援、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
あらためて、心より御礼申し上げます。

小学校での子供達へのパステルアート、とても印象的でした。
小さな手を、使って色を描いていく子供達。
みんなどの子も夢中なのだけど、
おしゃべりしながら手を動かす子
元気で顔にもたくさんパステルが付いている子
黙々と色を塗り続ける子
同じところを繰り返し塗って画用紙の隅まで塗れない子
震災後8カ月、それぞれがいろんな思いを抱えているのだと思います。

ですが、完成の頃になるとみんな表情が変わってきて
ポジティブメッセージを伝えると、どの子もとっても嬉しそうで、ちょっと得急げな明るい笑顔が沢山見られました。

活動の中で出来ること、出来る時間は限られていましたが
子供達が笑顔になる時間、色に載せて思いを描く時間を過ごしてもらえてよかったです。

そして、全国の皆さまからのあたたかいメッセージとパステルアートが飾られた廊下。
とても明るい雰囲気になりました。
子供たちや、日々大変な思いで子供たちと向き合っている先生方の心を明るく彩ってくれることと思います。
ありがとうございました。

小関かおり

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第2回目の被災地訪問となった今回、
まずは無事に終えることが出来たことに関わって頂いた皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。

全国で心暖まるパステルアートとメッセージを描いて下さった参加者の皆様、
全国でCOCONETの活動に賛同して下さり、協力して頂いた施設・団体の皆様、
現地の小学校で子ども達のために頑張って下さっている小学校職員の皆様、
同じく現地で長期ボランティアで仮設住宅との連携を取って下さっている野村さん、
各支部でワークショップを開きメッセージを集めて頂いたりCOCONETの会員の皆様、
実際に現地に赴き、ワークをサポートして下さった有志の会員の皆様、
現地のファシリテーターの皆様。

本当にたくさんの方の協力のもとで、目の前に居る子ども達と過ごすこの時間があるのだと思うと、
とても有意義な3日間でした。

いつも、会場に向かう際には
大槌町も仙台も少し車を走らせるだけで、
メディアを通じて見た考えさせられる風景が目の前に突きつけられます。

しかし、ワークがはじまるとその風景とは対照的な素敵な笑顔に出逢えます。

ほっとする笑顔。スッキリした笑顔。照れくさい笑顔。
どれも凄く印象的に残っています。

COCONETでは一周年を迎える3月に再度被災地を訪問します。
皆様のメッセージを届け、笑顔溢れる活動になるよう精進して参りますので、
どうぞ引き続き、ご支援の程よろしくお願いします。

本部/我那覇 奈緒

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